あなたの仕事場で音声認識を使っている姿、イメージできますか?
音声認識を仕事で使うためには2つの条件があります。
1番重要なのは、「職場で音声認識を使うことへの理解」
私は昼間の勤務時間の多くを、顧客への訪問に使い、書類作成は人が少なくなったオフィスや自宅で行うことが多いので、さほど障害にはなりませんでした。
しかし、会社によっては、声を発することすらできない職場もあるかもしれません。
一方、ご自身が事業主やSoHo環境でお仕事されてる方などは、比較的声出すことが自由できますでしょ?
当たり前のことですが、もし仕事場で使うことを考えるのであれば、いちど職場の状況を思い出してください。
そして、あなたが(小声で)マイクに話しかけている姿を思い浮かべてください。
仕事場では、上司は部下へ頻繁に指示を出していますか?
仕事前への電話は、どのくらいの頻度でかかってきますか?
普段から電話が鳴っていたり、声が聞こえるような会社であれば、充分使うことは可能だと思います。
私の会社でも、昼間人がいるときにブツクサ実験してみましたが、問題なく使えました。
もちろん、気にしている方もいるのかもしれません。
ただ、私の場合むしろ上司から、 「なんだ、オモシロイことやってるな。今度、この前の説明会の音声変換も試してみるか」
と、言ってもらえました。 (こういう干渉が苦手な方もいると思いますが… )
意外に好意的に受け取ってもらえました。むしろ、新しい方法へトライしているという評価をもらいました。
次に重要なのが 「仕事場で音声認識をする度胸」
突然ですが、あなたは1人カラオケに行ったことがありますか?
ニコニコニュースに、こんな記事がありました。
慣れの問題だと思いますが、職場で1人声を出すというのは勇気がいると思います。
ただ、私の経験から言うと、 「周りは意外と気にしてない」ということです。
前段でも申しましたが、多少気にしていても、他の人は他の人で仕事がありそれに集中しているので、こちらが思っているほど気にしていないようです。(私の上司場合は声をかけてきましたが^^;)
余談ですが、音声認識だけじゃなく、普段のコミュニケーションや人付き合いでも同じことが言えるかもしれませんね。周りを気にしすぎて、自分のやりたいことを我慢しすぎるのは、よくないなと思います。
もちろん、周りに配慮した大きさの声でも、十分に聞き取ってくれますので、ご安心下さい。
このドキドキさえ乗り越えれば、快適な音声認識ライフが待っている。
仕事で活用するためには様々な条件があり、どんな人でも音声認識ソフトが有効かといえば、そうではないと思います。
しかし、最低でもこの2つの条件だけは、クリアしていただく必要があります。
というか、私自身が最初にドキドキしたのがこの点だからです。
後は、それぞれの業務内容や作業量等に合わせて、使い方、使う場面を選んで頂ければと思います。
もちろん、このウェブサイトでも、 「私がこういう風に使って、業務効率が図れました」「こんなお仕事の方には、こういう使い方ができるのではないか」というようなことを紹介・提案できればと思います。
今後ともどうぞ、よろしくお願いたします。