音声認識入力ソフトを比較検討されている方へ
音声認識入力ソフトの代表格「ドラゴンスピーチ11」と「amivoice SP2」を比較しました。
(追記:2014年12月31日)
新たに2014年12月31日現在で、再検討しました!!
この記事ではamivoiceを押してますが、いやいや、ドラゴンスピーチほうがいいかも、ということで、記事を書き直しています。
音声認識ソフト選び。当サイトの結論は? amivoice SP2 と ドラゴンスピーチ 11 どっちだ?!(2014年12月現在)
現在はこのページで出した結論とは異なっておりますのでご注意ください。
(追記:ここまで)
音声認識入力ソフトを購入しようとされている場合、ドラゴンスピーチと AmiVoiceが選択肢として残っているのではないでしょうか。
私もその1人でした。
そして、結局両方買ってしまいました。
せっかく両方買ってしまったので、それぞれのいいところ使い勝手を自分なりにまとめてみました。
その結論として、当サイトでは、 AmiVoice をおすすめしたいと思っています。
とはいえ、実情は甲乙つけがたいのです。
ですから、両方のソフトの魅力をお伝えしながら、なぜこのような結論を出したのかをお伝えできればと思います。
ドラゴンスピーチのここがすごい。
そもそも、私はドラゴンスピーチの方がいいと判断し、こちらを先に購入したほどです。
ここでは、購入前の印象ではなく、購入後使ってみて、AmiVoice と比較しての感想を伝えたいと思います。
※一応amazonのリンクを貼っておきます。価格等はご覧になって下さい。
ただ、私が購入したときより、全体的に安くなっております。ヴァージョンアップ前なのでしょうか?
認識精度が高い。
おそらく、登録単語数の多さというのが効いているのだと思いますが、使ってすぐの段階でも、認識精度の良さが感じられました。
(AmiVoiceは初期段階は若干イラっときますw。ただし、どちらも2、3日教育すればすぐに使えるレベルになりますし、amivoiceは使使用する=レベルアップなので苦になりません。)
具体的な数字は今後検証したいと思いますが、比較的精度がいいと言われている携帯電話の音声認識力(要するにsiriさん)よりも高いと思います。
文字の修正や他のソフトの操作も音声で行える。
ドラゴンスピーチの場合、「修正○○」と、言葉で発すると、修正したい文字を自動で検索し、修正候補をリストアップしてくれます。
その修正候補も「○番を選択」と言葉で発することで、修正が可能です。
感覚がわかってくるとマウスやキーボードを使わないこの方法は結構便利です。
iPhone アプリが充実している。
ドラゴンスピーチでは、 iPhone との連携機能が用意されています。
iPhone を使ったマイク入力も可能です。
(ただし、結局私は、うまく使えませんでした。どうしてもマイクを認識してくれないのです。一度は使えたのになぁ・・・)
ではなぜ AmiVoice SP2を薦めるのか。
そうです。私も、上記の機能で満足できていたので、しばらくの間は、ドラゴンスピーチを絶賛していました。
しかしある時、状況が変わったのです。
友人から「録音した音声が認識できると便利なんだけどなぁ~」と言われたことです。
そこで、ドラゴンスピーチにも音声認識の機能があるので試してみたのですが、先日の某議員の書き起こしのごとく、言葉も文字もめちゃくちゃで、段落もなく、途中で止めようにもどうしたらいいかわからない状態になってしまいました。
確かに、音声入力を楽しみたい、試してみたい、ということであれば、ドラゴンスピーチで良いと思います。実際の利用する機会を考えると、職場での利用は、若干気を使いますし、音声と文字入力という関係を考えると、録音音声の活用は、避けて通れません。
その点も踏まえて、 AmiVoice のいいねと思っている点をお伝えします。
録音音声関係の機能が充実(書き起しエディター)
録音音声の文字化において、絶対的にドラゴンスピーチと比べて強いと思われる点が、この書き起しエディタだと思います。
私は以前、放送系のサークルに入っていたり、ボランティアで音訳(書籍を音声化して目の不自由な方に音声ファイルとして届ける)ということやっていたので、音声の編集に携わる機会が非常に多かったのです。
そして、音声を扱う上で、波形が見える、というのは、絶対的に有利です。
もちろん最初は波の形を見てもあまりよくわからないのですが、慣れてくると、この波は、この文章だという感覚がつかめるようになってきます。
何が言いたいかというと、この波形が見えるエディターがあるので、音声をテキスト化する上での早送り・巻き戻し・頭出しの時間が短縮できるようになります。
音声認識速度が速い。(リアルタイム変換)
ドラゴンスピーチは、認識精度高いのですが、認識が終わるまでに若干の間があり、そこにストレスを感じていました。
AmiVoice の場合は、別途音声入力エディタが開き、そこで入力する場合、徐々に徐々に文字が出てくるのです。
認識精度の結果が悪ければ逆にイラつきの原因になるのですが、そのあたりは教育をしながら精度上げることで解決できますし、何より自分の音声が文字になっている姿を確認できることでの安心感は非常に高いです。
ヘッドホンが安定している。
これは、附属ヘッドフォンマイクの違いなので、ご自身でヘッドホンを買われる場合は関係ないかもしれませんが、音声入力を使う場合比較的長い時間ヘッドホンを装着していることが多いと思います。
ドラゴンスピーチの場合は、片耳ヘッドホンでマイクもシンプルにできており、持ち運びはしまう時はすごく便利ですが、装着時は若干不安定で、マイクの位置も若干遠いような感じがします。
一方 AmiVoice の場合は、両耳ヘッドホンでマイクの拾う精度もいいです。またボリュームコントロールや Skype アプリの起動などが手元のボタンで行います。
アプリの機能については、私自身使う機会がないのですが、ボリュームコントロールは便利ですし、AmiVoice の方は、普段の動画鑑賞などにも使えるレベルだと思います。両耳ですし。
というわけで。。。
このサイトの結論を簡単に言うと、
録音音声の活用は、何かしらの機会で出てくるので、費用対効果で考えると、 AmiVoiceがいいと思います。
もちろん今後ドラゴンスピーチ ・AmiVoice ともに機能の追加があると思います。
また、他にも様々な音声入力ソフトが出てくる可能性も否めません。
よって、この記事も状況に応じて更新していきたいと思いますが、今現在(2014年7月)では、私は AmiVoice をおすすめします。
参考までに、マイクつき(パッケージ版)・マイクなし(ダウンロード版)のリンクを添付しましたので、参考までにご覧いただければと思います。
(2014年12月31日:追記)
※新たに2014年12月31日現在で、再検討しました!!
音声認識ソフト選び。当サイトの結論は? amivoice SP2 と ドラゴンスピーチ 11 どっちだ?!(2014年12月現在)
現在はこのページで出した結論とは異なっておりますのでご注意ください。
(追記ここまで)
マイクつき(パッケージ版)※画像は私が購入した実物です
公式の販売ページ:【参考2014年7月1日現在】通常価格(税込):26,784円 → 販売価格(税込):25,714円
マイクなし(ダウンロード版)※画像は公式サイトから取得しました。
公式の販売ページ:【参考2014年7月1日現在】通常価格(税込):15,984円 → 販売価格(税込):15,120円
amazon版※画像は公式サイトから取得しました。
amazonの販売ページ:【参考2014年7月1日現在】通常価格(税込):26,784円 → 販売価格(税込):20,871円
(amazonの販売ページでは、バリエーションが選べるので、クリック後にマイクの有無なども選べます)